急に思い立って出かけた名古屋市、
庄内緑地公園のバラを見てから
愛知県名古屋市の名古屋市美術館で開催中の
「藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-」に
「藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-」に
行ってきました。(15日)
今回の展覧会は東西文化の融合と対立を軸に、
藤田の芸術を再検討するもので、
近年ランス市に寄贈された未公開作品を含む、
近年ランス市に寄贈された未公開作品を含む、
国内外から集めた代表作品約150点によって、
多様性と複雑さに満ちた藤田芸術の神髄を紹介しています。
(チラシから)
(チラシから)
美術館の隣にユニークな建物の
「名古屋市科学館」があります。
自画像(1929年)・・
人気を集めた自画像。背景に乳白色の裸婦を描き、東洋的な顔立ちに
丸メガネ、おかっぱ頭、ちょび髭、ピアスや猫で個性的な姿を描き
ファンの話題となり人々にイメージを強くうえつけた。
人気を集めた自画像。背景に乳白色の裸婦を描き、東洋的な顔立ちに
丸メガネ、おかっぱ頭、ちょび髭、ピアスや猫で個性的な姿を描き
ファンの話題となり人々にイメージを強くうえつけた。
猫を抱く少女(1949年)
空想の中で、現実にいない理想の少女を描いた作品。
太平洋戦争を挟んだ約15年間暮らした母国を離れ
パリへ向かう前に約10カ月暮したニューヨークで制作し
個展を開き国際的な美術界への復帰を印象づけた作品のひとつ。
空想の中で、現実にいない理想の少女を描いた作品。
太平洋戦争を挟んだ約15年間暮らした母国を離れ
パリへ向かう前に約10カ月暮したニューヨークで制作し
個展を開き国際的な美術界への復帰を印象づけた作品のひとつ。
ベルギーの婦人(1934年)
日本の大使館関係者を描いたと思われる。
中南米から帰ったころに描いた。
日本の大使館関係者を描いたと思われる。
中南米から帰ったころに描いた。
五人の裸婦(1923年)
初めての群像大作で、サロンで出世作となった作品。
肌の白さと独特の質感の裸婦が並ぶ何ともいえない迫力。
藤田が好んで描いた猫と犬がリアルな質感を伝えています。
彼女たちを五感の象徴で描いています。
初めての群像大作で、サロンで出世作となった作品。
肌の白さと独特の質感の裸婦が並ぶ何ともいえない迫力。
藤田が好んで描いた猫と犬がリアルな質感を伝えています。
彼女たちを五感の象徴で描いています。
皆さん左から順に何の五感でしょう、答えは最後に。
アッツ島玉砕(1943年)
14点が確認されている戦争画のなかの最高傑作
14点が確認されている戦争画のなかの最高傑作
礼拝(1959年)
マリアと画家夫妻が描かれ、
マリアと画家夫妻が描かれ、
左端には終の棲家となる家も描かれている。
洗礼も受け、
洗礼も受け、
宗教画を多数描き礼拝堂の建設に全精力を注いだ。
校庭(1956年)
日本の学校の様な体操の風景、
日本の学校の様な体操の風景、
ユニークな表現で描いている。
収穫(1917年)・・初期の作品
東京美術学校西洋画科を卒業後すぐ憧れのパリへ。
ご訪問ありがとうございます。
5人の裸婦の五感が分かりましたか
左から触覚、聴覚、中央が視覚、
味覚、犬を連れて臭覚でした。
味覚、犬を連れて臭覚でした。
楽しんでいただけましたか。
昨年9月の岐阜県美術館「小さな藤田嗣治展」鑑賞に続き
今回も、藤田嗣治の新しい発見があった展覧会でした。
昨年9月の岐阜県美術館「小さな藤田嗣治展」鑑賞に続き
今回も、藤田嗣治の新しい発見があった展覧会でした。